株式会社鳥

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「鳥」から「とり」へ。とりかえます。

2020-03-20

こんばんは。スズメ社鳥です。春分の日、みなさまいかがお過ごしでしたか?私はがっつり野鳥観察でき、ホクホクにんまりな一日でした。

この春、より親しまれる会社になりたいという願いをこめて、弊社は新しいロゴ、キャッチコピーとともに「株式会社 鳥」から「株式会社 とり」へと変わります。恥ずかしながら、10年前に自身でつくったロゴたちはわかりやすさに課題があり、今こそ変えるタイミングだと決心しました。

弊社のこれから先を見据えたとき、野鳥を入り口に、人にも寄り添っていきたい。特に子どもたちに向けた取り組みをしていきたい。その時にもっと気軽に呼んでほしい。そう思うようになりました。
ひらがなで、工作な雰囲気を感じるロゴタイプからそれが伝われば幸いです。また英語表記も新たに導入します。

ロゴマークはもちろん、弊社の一番の推しチュンであります、スズメです。身近で、でも知っているようで知らない。数を減らしつつある彼らの顔を、覚えてくれる方が増えることを願っとります。スズメの頭の色に由来をもつ伝統色「雀茶」を用いました。

新しいキャッチコピーは、「とりと、ひとりと、ひとりと」。
鳥と人、ひとりひとり。そして、丸く続いていく社会にしていきたい。という気持ちを込めた回文(どちらからも読める文章)です。これまでの「とりいれよう 暮らしに鳥を こころに鳥を」から踏み込んで、より個人の思いをくみとれるような双方向、持続可能なことを念頭において、活動していきます。

デザインをお願いした景色デザイン室さんは、以前私自身も移住を考えていた、長崎県の小浜温泉街にあるデザイン事務所です。弊社のパッケージ・DMなど、継続してお世話になっとります。
代表の古庄悠泰さんとは出会って5年ほど経ちますが、初めてお会いしたときから「年をとっても付き合っていきたい」と思える方でした。
新しいロゴたちも、末永く愛されるものをと思ったとき、真っ先に彼の顔が浮かびました。チュン度100%。納得のいくものに仕上げてくれました。改めて感謝申し上げます。

「生きるのしんどい」と思ってしまうことも、まだまだありますが、スズメをはじめとした野生の鳥たちの存在が、私にとって日々の楽しみです。
自分には関係ない、関わらなければ現実でない。そんな空気が蔓延する中で、弊社の活動が現実を少しでも変えるきっかけになることを願っとります。

2020年 雀始めて巣くう 春分の日
株式会社とり 代表鳥締役 スズメ社鳥(杉浦裕志)